誰でも良かったなんて言わない。確かにツナがよかったんだ。友達だから、女の子より面倒じゃないから、都合がいいから、なんてもんじゃない。友達をこんな風に扱うなんておかしいだろ。獄寺や野球部の奴らになんか絶対しないし。
でもそれは逆に、ツナだったら言うこと聞いてくれると思ったのかもしれない。ツナだったら大丈夫、みたいな。ツナは俺のこと信頼しちゃってるし、そういうとこ可愛いんだけど。そうそう、ツナは可愛い。構ってやりたくなるし、からかいたくなる。そういう素質持ってるよツナは……なんて、言わねぇけど。
ベッドに仰向けに寝転んだツナは、両足を踏ん張って耐えていた。俺はツナの下腹部とか足の付け根とかばっかり執拗に舐める。ぐりぐり円を描くように舌を動かしたり、時々肌に吸い付いたり。その度にビクって反応してくれるから楽しくなってもっとやっちまう。ツナがビクって反応すると性器もピクンと動く。先に溜まった透明な液がテラテラに光っている。ツナは焦らされすぎて泣きそうだ。
その顔なんだよ、すげー興奮する。もっと酷くしてやりたくなる。
「……どうして欲しい?」
ツナは顔を真っ赤にしてもじもじしている。
「さ……触って……」
「どこ?」
「……ち……ち○○……」
その言葉をいい終えたツナは今にも泣き出しそうだった。可愛い。ずっとこのまんま見てたい。
ツナの性器をそっと握った。待ち詫びたようにツナの口からはぁと甘い溜め息が漏れる。もっと喘いで欲しい。俺の手でひぃひぃ言わして、気持ちいいよぉ山本ぉなんて言われたい。
俺は握った性器を口に含んだ。
「ひっ……あ、山本、だめ、やだ」
ツナは俺の頭を手で押さえて抵抗する。けれど俺は止めなかった。口の中の性器を舌で舐め回す。裏の筋の形がはっきりしてきてピクンと跳ねた。唇で扱きながら頭を動かしてやる。
「あぁぁ……やっ、あぁっ」
ツナは自分でも何が何だか分かんねーみたいで、身を反らしてひたすら喘いでる。さっきまで抵抗していた両手には力なんか入っていない。
「出るっ、あっ、離して、やだぁっ」
口の中の性器が張ってきた。限界みてーだ。俺はそのまましゃぶり続けた。するとツナはあぅぁぁぁ、っていう解放感と絶望と快楽とか全部一緒になったみたいな声をあげながらイった。ピクンピクンと痙攣に合わせて精液が口の中に流れ込んでくる。俺は最後まで受け止めてから口を離した。ティッシュを取って吐き出す。青臭い。
ツナはやっぱり泣きそうな顔をしていた。原因は多分、しゃぶられてイっちまった羞恥。汗で額に貼り付いた前髪を払ってやる。
「ツナ……俺のもして」
俺の性器はもうとっくにヤバい状態なのだ。ツナはおずおず身を起こした。こういうときツナは素直だ。素直に従っておけば次があるって思ってるから。
座った俺の股間にツナが顔を埋める。まずそっと俺の性器に手を触れてから、舌先でチロチロと刺激し出した。ツナは裏とか張り出した部分とかを舌先でなぞるように舐める。その軽い触れ方に焦らされているようで興奮した。ツナが四つん這いになってるのも視覚的にすげー興奮する。
ん、と鼻にかかった声を出して、ツナは俺のものを口に含んだ。ツナの口ん中は熱くてヌルっとしてて、それだけでイっちまいそうになった。ツナは顔を前後に動かして必死にしゃぶる。
俺は意地悪してみたくなった。
ツナの頭を押さえて喉の奥までねじ込む。ツナは抵抗したけど俺はさらに押さえつけた。俺の太ももを掴んでいたツナの指が抗議するように肌に食い込む。俺はツナの頭を前後にガンガン振った。ツナはんんん、と唸りながら抵抗する。喉の奥の方まで突き入れるとぬるっとしてて気持ちいい。ツナが苦しそうにぐうと嘔吐いた。あ、やばい、イく。
「……っツナ、出すぜ……!」
言うのも束の間、俺はツナの喉の奥に精液をぶっかけるようにしてイった。慌てて口を離したツナは噎せて、白い精液が口からドロッと溢れた。
口の端から滴る精液を見て俺は酷く満足感を得た。ツナが酷く愛しくなって抱き締めた。
ツナは荒く息をしながら、それでも抵抗はしなかった。
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