どうせツナも少しは期待してるんだろう。俺の家に呼ばれたらどんなことされるかって分かってて、ツナは頷く。嫌がってたのは最初だけで、今では全く拒まない。黙ってついてくる。
自室の中、俺はいつものようにツナをベッドの上に押し倒した。ツナがぎゅっと目を瞑る。拳を握る。その拳をほどいてやりながら俺はツナに口付けた。深くキスをして気が抜けた頃、指をほどく。両手が所謂恋人繋ぎの状態になる頃には、ツナは瞳を潤ませて、もうどうにでもしてって顔をしてる。その表情を見て俺は何とも言い難い満足感を得る。
最初の頃を思い出す。無理矢理唇を奪おうとすると、ツナは顔を背けて嫌がった。たしなめるように少し強めに名前を呼んだら大人しくなった。それをいいことに口の中に舌をねじ込む。夢中で貪ると段々ツナの鼻息が荒くなってきて、余計に興奮した。
それが今じゃ積極的に俺と舌を絡めるんだから、やっぱり期待しているんだろう。俺に従っていたら気持ちよくなれるってちゃんと分かってるんだ。
薄い胸が呼吸に合わせて上下する。控え目な突起に舌を這わせるとツナはピクリと反応した。こんなに小さくてもちゃんと気持ちいいって反応すんだ。
「やらしーな、ツナ」
そう言うとツナは嫌々とゆるく首を振った。でも嫌がってるのはフリだけで、すっかり気持ちいいことを覚えた身体は既に中心をもたげている。
無視して胸の突起を弄んだ。ぐりぐりと舌でこねくり回し、強く吸う。もう片方の突起は指でつねって潰す。ツナが可愛い声を出すのが面白くて俺は夢中になる。俺のジーンズがそろそろ窮屈になってきた頃、ツナが俺の頭に手をやりながら名前を呼ぶ。もう我慢できない、の合図。
俺はツナのジーンズと下着をずり下ろす。控え目な、まだ可愛い色をした性器がぷるんと姿を現した。先からは透明な液が垂れていて、この様子だと下着もベタベタだろう。その様子が可愛くて、俺は余計に興奮した。自分のジーンズと下着を取り払うと、俺の性器もガチガチに腫れ上がっていた。ツナの性器と自分の性器を一緒に手のひらに握り込む。ツナが小さく震えた。性器の先を親指でぐりぐり刺激してやるとツナは更に高い声を出して悶えた。先走りが溢れてくる。それを利用してぐちぐちと性器同士を擦り合わせた。張り出した部分がお互いの同じ箇所に当たって強い刺激を生む。先の部分を一緒に握り込み、裏の筋張った部分を重点的に責めてやればツナは息も絶え絶えに俺の名前を呼んだ。
「や……、山本、いっちゃう、」
「いけよ」
ぬるぬると頭を擦ってやればツナは性器をピクンと痙攣させて白濁を吐き出した。でも俺はまだイってない。まだ白濁を吐き出している性器を再度俺の性器と手のひらに握り込み、容赦なく擦りあげた。達したばかりで敏感な性器を乱暴に擦りあげられてツナは悲鳴に近い声をあげながら頭を振って悶える。その姿に興奮して漸く俺はツナの腹の上に精液をぶちまけた。ツナの出したやつと俺の出したやつが混じってエロい。
ツナは肩で息をしながら虚ろな目で俺を見ていた。
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